雀百まで踊り忘れず

あるひとがGWは時間があってゆっくりできるはずなのに「何かに追われてる感じでそわそわして楽しめなかった」と訴える。診察中の会話を通じて幼少期のエピソードを思い出した。

「両親の喧嘩が絶えず、父親は酒乱で暴れて、ビール瓶で殴られて血だらけになった母の額を思い出す」と。

あのときの恐怖、危機感、不快感、受け入れられない現実に、いまも苛まれていることがくつろげない原因だと確認し合った。

こころの傷を癒すのは、息の長い仕事だ。

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